急性腰痛(ぎっくり腰)について
原因
重い物を床から持ち上げた時や、「前かがみでちょっと身体をねじった」 「遠くの物を取ろうとした」等の軽く姿勢を変えた時にぎっくり腰になりやすいのです。
処置
発症後すぐは安静と固定が大切です。冷シップやアイスノンで冷やし、コルセット等で固定し、痛みの出にくい姿勢をとり安静にしておいてください。
寝ているよりも立っていたり、座っている方が楽な場合は、その姿勢が安静な姿勢となります。
当院の治療法
マッサージ、電気治療共に有効ですが、痛みの出ている所(局所)よりも、その周辺に対して治療します。
全体のバランスを整え、血流を促進することで、痛めた所のキズの修復(治り)を早くさせます。
ぎっくり腰の急性の痛みには、鍼治療も大変有効です。
慢性腰痛(筋、筋膜が原因の腰痛)について
原因
長時間の立ち仕事や家事、デスクワーク等による疲れや身体の歪みが原因です。この状態が長く続くとぎっくり腰を起こすこともあります。
処置
軽い慢性腰痛であれば入浴やシップ、カイロ、軽い運動等で血流を促進し、筋肉をリラックスさせるだけでもOKです。
シップは温シップでも冷シップでも本人の気持ちのいい方を使用して下さい。(ただし、温シップはかぶれやすいので注意してください)
痛みの出ている所(局所)を的確に治療し、同時に身体の歪みに対してバランスを取っていきます。仕事や家事等でどうしても無理な姿勢が続く方には、テーピングで筋肉を保護し、負担を減らします。
老人性の腰痛について
原因
骨の変形からくる痛みと、筋力の低下、筋肉の質の低下(弾力がなくなる)等があり、多くの場合、骨と筋肉の両方が原因であることがほとんどです。
処置
コルセットによる予防と歩くことでの筋力の維持が大切です。骨の変形は多くの人に見られるので、必要に応じてレントゲン等の検査もお勧めします。
当院での治療法
老人性の腰痛の多くは、股関節の筋肉を丁寧に緩めることで改善されます。腰から股関節、足へとマッサージすることで歪みを取り、腰への負担を減らします。歪みが無くなると腰が伸びてスタイルが良くなります。
腰の変形が主な原因である腰痛の場合は、当院での治療と併せて病院の検査、治療が必要な場合もあります。
腰痛の全般的な対策
- 身体の重心の位置を考えること。
- 腰痛の方は重心の位置が両方の真ん中から外れている方が多くあります。
- 当院では重心を意識した立ち方のアドバイスも致しますので、お気軽にお尋ね下さい。
筋肉と骨格への優しいアプローチで痛みを改善
あなたの体も心も軽くする
「マイ・ベスト・トレーナー」
えがお鍼灸整骨院 院長 橋本貴司