初めてのぎっくり腰
こちらは当院に頂いたエキテンの投稿です。
初めてのぎっくり腰が、、
以前、初めてぎっくり腰になってしまったときにお世話になりました。
前かがみで何とか歩くのが精いっぱい。
仕事や家事どうしようかと思っていましたが、こちらで対応して頂きスムーズに歩けるようになりました。
有難うございます。
by かあちゃんさん
ぎっくり腰は季節の変わり目に多い
特に夏の疲れが出てくる秋口に
ぎっくり腰が多くなります。
「1年に1回は
ぎっくり腰をやっちゃいますね」
なんていう声も良く聞かれるかと思います。
こちらの記事では
腰の痛みが突然出た時の対処法と
ぎっくり腰の再発を防止する対策
腰痛を悪化させてしまう日常動作、
更に日々の腰痛予防の方法をお伝えします。
ぎっくり腰になったら
- とにかく安静にすること
具体的には痛みが出る姿勢を避け
もし寝ていられるのであれば、
横になって寝ている方が良いです。 - とにかく冷やす。
アイスノンや冷シップで
痛みのある場所を冷やしてください。反対に入浴は逆効果になり
痛みを悪化させます。 - コルセットなどを着ける。
痛めたところを固定することで
ぎっくり腰の再発を防ぎ、
腰の治りを早めます。コルセットの位置は上過ぎず
骨盤を巻くような位置が
良いつけ方になります。コルセットを巻く強さですが
しっかりと強く巻くのが効果的です。ただ、長時間強くコルセットを
巻いていると少し疲れてくることが
ありますのでその様な時には少し緩めたり
巻きなおしたりして、
巻く強さを調節してください。※当院でお勧めしている
コルセットの条件に付きまして
この記事の最後に書きましたので
ぜひ、コルセット選びの参考にしてください。コルセット以外の方法として
当院では腰の痛みを和らげて
治りを早めるテーピング治療を
行っております。
とにかく、まずは安静が第一となります。
痛みが出る姿勢とは「前かがみ」や「中腰姿勢」のことです。
腰痛を悪化させてしまう日常動作
腰痛時には以下の日常動作は
腰痛の悪化につながりますので
特に気を付けて下さい。
- 床に直接座り込むこと
胡坐(あぐら)や横座りなどは
腰痛を悪化させます。どうしても床に座る際には
正座をするか、十分な座布団を
敷いて座るようにして下さい。
それだけでも、腰が楽になります。 - 床に膝(ひざ)をつかない
床に膝をつく姿勢は、
立っている時よりも何倍も
腰に負担がかかります。なので床の拭き掃除などは
かなり悪い日常動作になります。
どうしても床に膝をつく際には
床に座布団などを置いて、
その上に膝をつくようにしてください。 - 柔らかすぎるソファーに座る
柔らかすぎるソファーの場合、
実は姿勢を保持するために、
体にすごく力が入ってしまいます。このような状態では腰の痛みを
悪化させてしまいます。
イスに座る際には、少し硬めの
食卓のイスやデスク用のイスが
腰に優しいです。腰が痛い時のイスの座り方は
腰と背もたれとの間に十分な
クッションを置いて座ると楽です。ソファー以外でも
柔らかすぎるベッドに
長時間座っているのも
腰痛悪化の原因になります。
腰痛予防について
腰の痛みが突然出たら
まずは安静とコルセットなどでの
固定が大切です。
その後、大きな痛みが取れて
前かがみや反り返りの動作が
不安なくできるようになったら、
以下の腰痛予防を試してみてください。
ぎっくり腰は再発予防が一番大切になります。
- 朝起きる時には、上向きで
ひざを立てて左右に倒す
運動をしてから起きる。朝一番に腰を痛めることも
大変に多いです。 - 一般的なストレッチに加え
屈伸運動などをして
股関節の筋肉を緩める。股関節の筋肉のケアが
腰痛予防になります。 - もし腰に違和感が出た時には
早めにコルセットを巻く。確かにコルセットばかりに
頼っていては、腰の筋肉が
弱ってしまいます。それでも実際にギックリ腰に
なっては大変ですから
必要なときにはコルセットを
巻いて下さいね。
当院でお勧めしているコルセットについて
あまり幅の大きいものは
重症の腰痛の方のコルセットになります。
当院でお勧めしている
普段使にちょうど良い
コルセットの大きさは
お腹側の幅: 10cm
背中側の幅:16.5cm
という比較的幅の狭い
日常生活の動作で
邪魔にならないものです。
幅の大きいコルセットの方が
固定力は強いのですが
デスクワークや家事などの際に
邪魔になってしまいます。
※産後の骨盤ベルトは
腰痛予防としては不十分ですので
腰痛用のコルセットがお勧めです。